雛人形や、ぬいぐるみなど
大切にしていた人形を
ゴミ箱にそのまま捨ててしまうと
なんだか引けを感じてしまうと思って
いるが、供養って必要なの?
自分で供養ができるなら知りたい。
もし、供養をしないとなると
なんだか呪われそうな感じがして怖い。
そんな不安を持っているあなたに
今回は、供養が本当に必要か?
自分でできる供養方法や
供養をしないと何が起きてしまうのか?
・人形の供養は必要?
・人形は供養を自分でする方法
・人形を供養しないとどうなる?
自宅で簡単にできる方法など紹介します。
人形の供養は必要?
まず、雛人形やぬいぐるみを
供養したいと思っている時点ですごく
日本らしい考えで私はあなたが好きです。
いきなり、何言っているんだ・・・?
変態?・・・(;一_一)
と思わないで聞いて下さいね(^_^)v
私達ご先祖様の時代から日本特有の仏教の教えが
受けるがれていますが、
仏教の考え方の一つに、すべての物に神様が宿ると
信じられてきました。例えば、山の神様、太陽の神様
台所の神様なんて神様もいます。
その考え方から、雛人形やぬいぐるみにも
神様が宿ると私たちは、義務教育でも教えられていない事を
自然になんとなく感じて信じています。
本当に日本人独自のすばらしい考え方だと私は思います。
そこで、人形には供養が必要なのか?
という疑問ですが、必要かどうかは
あなたの心で決めて下さい。
この記事を読んでいる時点で、大切にしてきたんだと
勝手に推測しますので、供養は私は必要だと思います。
あなたが、毎日大事にして一緒に過ごした可愛いぬいぐるみや
ご両親にもらった大切な雛人形でしたら
供養するという事は、とてもすばらしい
考え方なので大切に供養してあげると
お人形さんも、嬉しく思うはずです。
人形は供養を自分でする方法
雛人形やぬいぐるみを供養する時
一般的に行われる方法はお寺や神社に
行きお焚き上げをしてもらう事が
昔からやられてきた方法ですが
最近では、自分で郵送して代行業者や
遺品業者、国際支援などの団体に
頼むという方法もあります。
しかも無料でやってくれる方法もありますので
詳しくはこの記事を参考にして下さいね。
人形を供養するやり方は?
- きれいにして下さい
お墓参りに行く時に
今まで大切に使っていた人形に
心をこめてきれいにしてあげて下さい。
ぬいぐるみであれば手で洗って、
雛人形などは、髪の毛をブラッシングして
あげたり、きれいな布で汚れを落として
あげてください。 - きれいな白い和紙や布で包む
人形をきれいな、和紙や布
又は、柔らかい紙でやさしく包んで
あげてください。
箱があれば包んだお人形さんを
いれてあげましょう。 - 塩で清める
塩は楽に成仏させてくれると言われています。
最後に「いままで、ありがとうね」
と思いながら塩をかるく包んだ布や紙の上から
ふって下さい。もとも仏教の宗派の中で1番古い、浄土真宗では
塩は振らないのが基本です。
塩を振るかふらないかはご自身で
決めて下さい。大事なのは心です。 - 最後はご自身で
最後に、ゴミへ出すか、寄付するのか
お焚き上げを自分でするのかを
決めて下さい。
ゴミに出すのであれば、ゴミを他のゴミと一緒にださないように
して下さいね。
寄付するのであれば、近くの福祉施設や国際支援
リサイクルショップにもって行くといいでしょう。
人形を供養しないとどうなる?
人形を供養しなければ呪われてしまうんではないかと
心配されるかたもいますが、もしそうであれば
あなたが今までにもらってきたいろんな物、
例えば、両親にもらったランドセル、机、ピアノ
などなど、仏教の教えでは全ても物に魂が宿ると
信じられていますので、人形だけが宿るという
考えは忘れてもいいでしょう。
大事にして使っていたという行為が
1番の供養と言ってもいいんじゃないでしょうか?
何回も言いますが、大事なのはあなたがどうしたいか?
どんな気持ちなのかです。
どうしても、供養しなくてゴミに出すのは気後れする
しかし、自分で供養するのもな~
と思うのであれば、誰かに譲るか
世界の子供達に寄付してあげる方法もありますし
お寺に連絡すれば、いつでも人形を供養してくれます。
そのかわり費用が5000円ほどかかりますが・・・
まとめ
ひな祭りの雛人形や
ぬいぐるみの供養を気にされている方は
とても多いです。しかし、それは本来
私達先祖から受け継がれた仏教の意思が
知らず知らずの内に昔から受け継がれた事なのかもしれませんが、
世界から見たらとてもめずらしく
日本独自のすばらしい文化、考え方です。
だからこそ世界から今でも愛され興味をもたれ、
観光客の数がますます増えているんだと思います。
大切なお人形さんと一緒にいた時間を思い出して
この考え方を次の世代にも絶やさないように
しておきたいですね。
トイストーリーみたいに・・・(^o^)丿