最近、フルサービスのガソリンスタンドが減ってきて
セルフスタンドの数が多くなってきましたね。
でも、セルフにいる店員さんってほとんど外にいないので、インターホンを押して呼ぶのって何だか悪い気がしますよね?
そんな時の疑問ですが、セルフスタンドで燃料を入れてと頼んだら入れてくれるのか?
空気圧のチェックやメンテナンスはどこまでやってくれるのか?
などの疑問に答えていきます。
最後にセルフスタンドの人数体制についても少しお話していきます。
セルフスタンドの店員に燃料を入れてもらうのは可能?
フルサービスとは、店員さんが車の誘導をしてくれて燃料も入れてくれる昔からあるタイプですが、
最近は、お客さんが自分で燃料を入れるセルフスタンドが多くなってきましたね。
セルフスタンドのメリットは、
人件費のコストをかけないで済むため、
燃料を低価格(1Lあたり3円以上安い)で提供できる点が最大のメリットです。
私は、現在エネオスで働いていますが、
初めてセルフに来るお客さんが燃料を入れる時、
「タッチパネルの設定方法がよく分からないからやり方を教えてくれ!」
というお客さんがインターフォンを鳴らして呼んできます。
そこで、やり方が分からないから店員さんを呼びつけて燃料を入れてもらう事は可能なのか?という疑問ですが
燃料の入れ方や設定方法を教える事は可能です。
しかし、ノズルを持って燃料を入れる事は会社の決まりできません。
タッチパネル操作する事もできません。
できるお店もあると思いますが、
ほとんどのセルフスタンドでは基本的には、お客さんで操作してもらい燃料も入れてもらいます。
理由は3つあります。
1、事務所を離れる事ができないから
セルフスタンドで店員を見かける事はほとんどないと思いますが、一体店員さんは何をしているのでしょうか?
それは、事務所で給油許可ボタンをひたすら押しているんです。
その許可ボタンを押さないで1人のお客さんのために時間を使っていたら、ゆ燃料を入れたい他のお客さんが燃料を入れられなくなります。
2、お店が責任を負えないから
過去こんな問題が起きました。
油種をわざと間違えて、店員さんに入れさせ
故障した車を持っていき、お店側に多額の修理費用を請求した事件がありました。
油種を設定する際に押すボタンは、お客さんに押してもらう事になっています。
3、お客さんに覚えてもらうため
セルフスタンドはこれからますます増えていきます。
毎回毎回、お客さんが店員さんを呼んでやり方を教えていたらなんのためのセルフなのかが分かりません。
早く覚えてもらうために、やり方だけは教えますが、入れてもらうのはあくまでお客さん自身になってきます。
まとめると
インターホンでやり方を聞く事は・・・◎
店員がお客さんの車に燃料を入れる事は・・・×
油種設定をタッチパネルで押してあげる事は・・・×
ただ、インターホンを押してやり方を聞けばたいていのガソリンスタンドなら走ってきて、お客さんにやり方を教えるでしょう。
その時は、他のお客さんが燃料を入れる時の給油許可ボタンを事務所まで走りに行ったりする事を許してあげて下さいね。
セルフスタンドの店員は空気圧チェックしてくれるの?
空気圧のチェック、タイヤの空気は入れてくれるのか?
もちろん空気圧チェックをする事は可能です。
空気圧を自分で入れるにはこちらの記事をご覧ください。
タイヤ触ると汚れるし、どうしてもやりたくない人は
事務所の前に車を止めて
店員さんがいつでも事務所の給油許可ボタンを押せるように配慮してあげると
空気圧のチェックはできると思います。
注意!!
今まで説明した内容はセルフスタンドに店員が一人しかいない状況での説明です。
二人以上の場合は、空気圧チェックや燃料の入れ方を丁寧に教える事が可能です。
では、本来セルフスタンドでは何人体制で動かしているのでしょうか?
次の章で説明していきます。
セルフスタンドって何人体制なの?
セルフスタンドで働いている店員の数は、セルフの種類によって違ってきます。
セルフスタンドは大きく2種類に分類されます。
・メンテナンスができるDD店
燃料はお客さんに入れてもらいますが、
洗車は店員さんが手で洗ってくれる場所もあります。
そのほかにメンテナンスを行えるので、
国家資格を持った店員が
車検、点検、整備などをしてくれます。
待ってる間の時間にうれしい、カフェや軽食ができるスペースも設けられています。
店員の人数は?
マネージャー1人、
整備士1人~2人、
その他に、バイトスタッフがいますので
3人~5人体制の場合が多いでしょう。
・完全セルフスタンド
燃料も洗車も全てお客さん自身でやって頂くお店です。
メンテナンスは一切やっていないので、簡単なオイル交換などもお手伝いする事はできません。
店員の人数は?
マネージャー1人
バイト1人
の2人体制です。
小さいセルフスタンドでは、一日中1人体制の場所もあります。
私が働いている場所は1日700台以上車がくる大忙しのメンテナンスなしのセルフスタンドですが、
お昼~19時までは2人体制で、その他の朝、夜は1人しかいません。
アルバイトの子も危険物を持っているので、バイトが1人で長時間いる時もあります。
そんな1人体制の時間に
・燃料を入れる
・空気圧のチェックをする
などの対応は基本的には、やりたくてもできない事はご了承ください。
そんなのお店の勝手だろう!って思う気持ちも分かります。
私もそう思います。
もっと人数がいればお客さんの対応をしっかり時間をかけて丁寧に教える事ができるので、本当にお店の都合だと思いますが、このご時世
若者の車離れ、他店舗との価格競争でギリギリの線で生きぬくためには
人件費を削減するという事は必須なので
燃料を店員に入れてほしいとか、空気圧をチェックしてほしいのであれば
フルサービスのガソリンスタンドに行かれるといいでしょうね。
完全セルフでお昼以外に店員を呼ぶ時は、緊急を要する時のみにして頂ければ幸いです。
さいごに
燃料を入れる、空気圧チェックは一度やってみると誰でもすぐにできるような簡単な操作です。
ぜひ一度、トライしてみてどうしても分からない場合は店員さんを呼んで下さいね。