娘や息子から連絡がきてなんか元気がないなぁと思い
いろいろ聞いてみると、なにやらホームシックになっている可能性がある。
遠く離れた子供が心配なら、本当にすべき事を知っておきましょう。
実際に、私自身がホームシックになったからこそ分かるリアルな子供の気持ちを紹介します。
親がついやってしまうホームシックの子供への対応！
子供がついに留学してしまった。
子供がいなくなり、ポツンと空いた家。
「無事に着いたかな？」
「ちゃんと食べているのかな？」
「楽しんで生活しているのかな？」
出かける前は、スーツケースに入っている洋服をきれいに畳んであげたり
手紙を書いてお金を封筒に入れてこっそりスーツケースに入れたりと
そんなついついいろんな事をしてしまうのが親で、
子供を心配しない親なんていませんよね。
そんな子供が元気がないとなったら、
ライン通話で、
「本当に辛いならすぐにでも帰ってきなさい」
なんて言ってしまう事があると思います。
ですが、これらすべてやってはいけない事なんです。
これをやってしまうと逆にホームシックにかかる原因になってしまうんですよ。
ホームシックにかかった子供の気持ちとは？
私は、ニュージーランドに留学に行った時
初日でホームシックになりました。
スーツケースの中にきっちり畳んでくれた洋服
親が書いてくれた激励の手紙
空港まで送ってくれた親の最後の顔
思いだすだけで、当時２５を超えた男の私でも、ワンワン泣きました。
親にどんだけ甘えてきたのかが分かり、その瞬間親をもっと大事にしようと思った記憶もあります。
心配で毎日連絡をしてくる親と話すたびに声が震えてもう明日にでも帰国してしまいたい。
そんな気持ちでした。
でも、これら全て子供の負担になるって知っていました？
本当に親には感謝しているし、連絡がくるのもありがたいんですが
いくら連絡がきても、手紙を読もうとも
現地で自立して、ホームシックから立ち直るのも子供自身で誰の助けも借りれません。
ホームシックになっているという事は、
・友達がいない
・学校に馴染めていない
・ホームステイ先に馴染めない
・お金に余裕がない
・仕事にありつけない
など、悩みがある状態の時にホームシックにかかるのですが
残念ですが、親は何もしてあげられないんです。
むしろ連絡を取ろうとすればするほど子供に負担がかかります。
正しい子供への対応
心配で連絡したい気持ちはあるでしょうが、なるべく連絡は控えて下さい。
当然テレビ電話なんて止めて下さい。
親の顔、家の中の様子などを見るたびに子供はホームシックという渦に巻き込まれます。
子供からアドバイスを求められたらそれに答え
それ以外は聞き役に徹する事が本当の対応です。
心配する事だけが子供のためではありません。
大事なのは、信頼する事です。
私の子供ならやり遂げられると心の中で思っておけばいいんです。
ホームシック時に本当にかけるべき言葉とは？
いつでも帰ってきなさい。
ご飯食べているの？
そっちの生活は慣れた？
こんな事は絶対に声かけしないでください。
ホームシックは、約１週間～２週間。
もしくは友達ができた時点で抜け出せます。
それまで、メール、電話は子供からかかってきた時のみ取るようにしましょう。
そして、かけるべき言葉ですが、
自分達がどんな風に過ごしているのかを子供に伝えてあげて下さい。
子供も、両親がどんな生活を送っているのか心配なんです。
お父さんとお母さんがちゃんと仲良くしているのか？
私がいなくても楽しく生活ができているのか？
そんな事を気にしているので
例文
「あなたが、留学に行ってから
ご飯を１人分作らなくてよくなったから、
お金も節約できてその分お父さんと外食で楽しむ事ができてまーす(^_^)」
これくらい言ってもいいでしょうね。
こんなメールが来ると、
「よかった。両親はちゃんと元気でやっている。私もがんばらなくちゃ」
って思います。
さいごに
親は子供を心配する。
そんな事は当たりまえです。
だからこそ子供を信用して黙って見守って下さい。
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