死ぬ前の犬ってどんな気持ちで最後を迎えるのでしょうか?
病気などの場合は苦しむのかな?
どんな行動や症状が死ぬ前なのかを紹介します。
犬が想う死ぬ前の気持ちとは?
私の犬は、今まで元気で13年間一緒にいてくれました。
仕事から家に帰って私の顔を見ると嬉しくて飛び跳ねて、ウレションまでしていました。
毎日、寝る時も外に行く時も常に行動を共にしていました。
しかし、13年経った今・・・病気で血便、嘔吐、下痢、肛門からでる腸など、かわいそうで、見ていられなくなる状態になってしまいました。
もうガリガリで持ち上げると骨が折れてしまいそうになります。
・・・泣
もう最後かな?って
・・・覚悟をしている状態です。
犬の事が心配で夜中何度も起きて大丈夫かな?って見に行きますが、その度に私は毎回泣いてしまっています。
昔の記憶を少しでも思い返してみるだけで泣いて、目の前が見えなくなって仕事どころじゃない状態です。
あんなに、なついていた犬が今では・・・
「名前を呼んでも反応がない」
「大好きな餌をあげても食べてくれない」
もう、こんな辛い思いしたくないし、させたくない。
でも犬の顔はケロッとしていて、実際どんな気持ちで今を生きているんだろうかって思います。
先日私は病院に行き獣医さんと話してみて、犬がどんな思いで最後を迎えるのか聞いてみたところ
お医者さんが言ってた事と私が思っていた事が同じだったのでみなさん(飼い主さん)にお伝えします。
犬は人間の事が分かる生き物?
たまに犬を連れて散歩してる方を見かけ私は毎回、知らない犬に懐かれますが、隣にいる友達にはなつかない。
なぜだか分かりますか?
それは、犬好きな方って犬には分かるんです。
犬って人間が想像している以上に優れた直感を持っています。
そんな大切に飼っていた犬が思う事
それは、
飼い主さん今まで一緒に過ごしてくれてありがとう
これだけです。
最後に想うことは、感謝です。
犬は、記憶を長く覚えられる生き物です。
自分の世話をしてくれた事
散歩に行った事
旅行に一緒に行った事
全部覚えてます。
今でも一生懸命がんばって1秒でも長く生きようとしてくれています。
そんな大切な犬に出来る事は、一緒にいてあげることなんじゃないかなって私は思います。
犬って死ぬ前は苦しむって本当?
犬は、動物の本能で痛いという症状を顔にだしませんが、痛覚はあります。
痛いという表情をだしてしまうと、すぐに標的が追ってきて身に危険が生じるから痛い顔を表にださないだけなんです。
死ぬ前に吠える声の意味って何?
犬が死ぬ前に吠える声を聞く人は多いでしょう。
それは、一見して苦しいと思う方もいるかもしれません。実際そうなのかもしれません。
しかし、私は信じています。その最後の鳴き声は、
「飼い主さん、私は大丈夫だよ。一緒にいてくれてありがとう」
そんな声でうったえている声だと信じています。
それに、長生きしている犬は人間が最後に旅立つ時と同じで
痛みをあまり感じません。
老衰で亡くなってく、おじいちゃんやおばあちゃんがスーっと安らかに眠ってくのと一緒です。
犬も一緒で、痛覚や認知機能も低下するため本人は苦しまないで最後を迎えられる事になります。
死ぬ前の犬の行動ってどんな感じ?
犬は、死ぬ前いろんな症状がでてきます。
その症状はどの犬もほとんど似ています。
これから、私の犬のケースをお伝えします。私の犬が病気になったのはつい半年ほど前。それまでは元気でいてくれていました。
半年の間に急激に変わって息をひきとりました。
その症状がどんな症状なのかを紹介します。
・下痢
初期症状としては下痢から始まります。どこかの機能が低下して消化できない状態になります。
すると肛門を舐めはじめ、なめすぎる事により肛門が浮き出た状態になります。
・ドンドン痩せてく
一度、どこかの機能が低下すると食欲がなくなり始めて食べなくなります。
・立てなくなる
痩せすぎて骨が見える状態になり、普段登っていた小さい段差も登れなくなり立てなくなります。
立てなくなると餌を食べなくなりますし水を飲ませてもすぐに嘔吐して吐きます。
・匂いがするようになる
強烈に臭くなり、ゲロのような匂いがし始めます。どんなに洗ってもすぐに匂いがします。
・よだれがでる
よだれやゲロ、が口から垂れてきています。
・目に力が入らなくなる
目の奥を見れば分かりますが、目に生気がない目になり始めます。
最後に逝ってしまう症状として、吠えます。
吠えることさえできずにいた犬が突然
大きい苦しそうな声で3回吠えました。
その後、首の力が抜け心臓の鼓動が止まります。
私の愛犬は、最後心臓が止まった後
また生き返りました。ほんの3秒くらいですがその時に私の目と愛犬の目が合いました。
そして、そのまま永眠していきました。
さいごに
この記事を書いている間にも何回も泣いてしまいました。
動けない犬を見ているのは本当に辛いです。
もう手遅れだと分かっていてもなんとかしてあげたいです。
なんで、こんな辛い事を書いているのかというとこの記事を見てくれている読者さんへ伝えたい事があります。
大切な犬がもう死んでしまうと、
悲しくて立ち直れないって思う方もいますが
大切にしていた犬はきっとこう思うでしょう。
「私がいなくなってもちゃんと頑張って生きてね」
「私の分も楽しんでね。今まで本当に一緒にいてくれてありがとう。あなたの家に来れてよかった」
そして、悲しいのはあなただけではなく、私も同じ境遇にいるんだよって事をお伝えしたかったんです。
何か相談に乗れる事があればこの記事の問い合わせに書きこんでくれても構いません。
どうか、自分の体も気を使ってワンちゃんのためにも良い人生を歩んで下さいね。
まだ死んだわけじゃないんだから、最後までがんばってめんどうをみてあげましょうね。
コメント
文章読んでるだけで悲しくなってくる
犬なんか飼うもんじゃないなぁ
でも犬くん飼いたいなぁ