同じエネオスでも、空気圧計の種類は何種類かあります。
最初は使い方がいまいち分からないから諦めてしまう人も・・・
店員さんに頼みたいけど、
セルフスタンドは店員さんがそもそもいない( `ー´)ノ
そこで、今回は写真付きで分かりやすく空気圧のチェック方法を解説していきます。
空気圧の種類について
エネオスに置いてあるタイヤの空気を入れる
「エアキャリアー」と呼ばれる空気圧は、
主に2種類あります。
・エアタンク型
持ち運びができるタイプで、
ほとんどのガソリンスタンドでこのタイプを使っています。
・ホース巻き取り型
固定されているので、持ち運びはできませんがホースは長いです。
レバーを強く引くと空気が入り、
弱く引くと空気が抜けます。
加減が難しいタイプで、最初使う方は難しく感じると思います。
その他に
・プリセット型
空気圧を設定したら、勝手に充填されるタイプです。
このタイプは、セルフスタンドではなかなか見かけませんので説明は省きます。
エネオスに置いてある空気圧は主にこの3種類です↓
A、
B、
C、
A,B,Cそれぞれの使い方を紹介する前に
空気圧を入れる手順をまずは知っておきましょう。
空気圧を正しく入れる手順
1.適正空気圧のチェック
2、現在の空気圧を確認
3、空気を入れる
適正空気圧のチェック方法
自分の車に空気をどれくらい入れるのか?をまずは知るには
車の適正空気圧を確認します。
自分の車の適正数値を確認するには
運転席のドアを開いて下部にシールが貼っていますので見て下さい↓
この場所になかった場合は、
運転席の内ドアのどこかにシールが貼ってあるので探してください。
上の写真をアップするとこんな感じです↓
私の車は、前後ともに260{2.6}というのがお分かりいただけると思います。
数値が前と後ろで違う場合もあるのでよくチェックしましょう!
この260{2.6}なぜ二つ似たような数字があるかというと、これは空気圧の単位です。
kPa(キロパスカル)
kgf/cm2(キログラムフォース)
・kPa(キロパスカル)
日本車ならこの国際単位(kPa)を使っています。
上の写真でも分かる通り、kPaは260という数字になっているので
タイヤの空気圧の単位は260kPaという事になります。
ガソリンスタンドに置いてある空気圧計もほとんどが、Kpa表示です。
・kgf/cm2(キログラムフォース/平方センチ)
kPaになる前の空気圧の単位です。
1kgf/㎝2は、98.0665kpa
1kgf/㎝2は、約100kpa
なので、約100倍の位で表示されています。
現在の空気圧を確認
タイヤに付いているキャップを外しましょう。
外したらこんな感じになりますよヽ(^。^)ノ
空気を入れる先端はこのようになっています。
この差し込み口を、
矢印の方向に差し込んで下さい。
差し込む際、「プシュー」と空気が漏れた音がします。
空気が漏れている音がしなくなるまで根元を強く掴んで
強く押しこむように抑えて入れましょう。
ここが一番難しい
差し込む口をしっかり強く押し込み、空気が漏れていない事を確認しましょう。
片手で押し込むには力とコツが必要なので、グッと強く押し込みましょうね。
タイヤに差し込んだら
現在の空気圧がどれくらいあるのかがチェックできます。
この状態が、「現在の空気圧のチェック」です↓
さきほど調べた適正な空気圧数値は「260」でした。
私の車のタイヤ、現在の空気圧は
上の写真で分かる通り「200」と表示がされてだいぶ減っている事が分かります。
あと60ほど空気を入れるので
これから空気を入れる作業に入ります。
空気を入れる
まずはこの上の写真のタイプからやり方を紹介します。
と言っても空気を入れるには、
差込口に差し込んで
差し込んだ状態で、
+のレバーを右方向に押すだけです。
260まで数値が上がるように
右に押してください。
これで完了。
少し入れ過ぎたなと思ったら、
レバーを左に押せば、空気が抜けるので調節してみて下さい。
差し込み口をちゃんと押し込まないと空気が入らないので
強く押し込むことを意識して入れましょう。
空気圧の使用方法(Bタイプ)
次はこっちのタイプを紹介します。
レバーを引けば空気圧がでます。
ボタンを押せば空気が抜けます。
差し込み口はこんな感じになっています。
差し込み口を入れる時は、このレバーを押しながら入れましょう
コツは、強く押しこむように差し込みます。
左手で押し込みながら
右手でレバーを引き空気を入れていきます。
このタイプの一目盛りは20。
↑この状態だと数値は、260です。
入れ終わったらレバーを押しながらタイヤから抜いてください。
空気圧の使用方法(Cタイプ)
タイヤに差し込む部分は
先ほど紹介したBと同じです。
レバーを押してタイヤの差し込み口に差し込んで下しさい。
下の写真のように、思いっきり握ったら空気が入ります↓
中途半端に握ってしまうと逆に空気が抜けて
シューっと音がしますので注意
下の写真が、空気を抜く握りの力の入れ具合です↓
レバーを軽く握ると空気が抜けます↑
注意点
移動式タンクには、いつでも空気が入っている状態とも限りません。
タンクに空気が入っていない状態で空気を入れようとしても入らないので、
タンク型を矢印の方向へ差し込んで空気をタンクに補充したください。
空気圧の単位は?外車はどうする?
自分の車の空気圧の数値を見たとき
なぜか、単位が
キロパスカルやキログラムフォースと
違う単位で書いてあります。
なぜ?って思われる方もいらっしゃると思ういます。
それに外車は、まったく違う単位psiで書かれています。
このpsiはわざわざキロパスカルに計算して入れる必要があるので
単位について詳しくしりたい方はこちらをご参考下さい。
エネオスで空気圧をチェックしたら料金はかかるの?
空気圧のチェックにかかる料金は、無料
気軽にチェックしてみましょう。
空気圧だけチェックは図々しのか?
ガソリンスタンドで給油もせず空気圧だけ計るのは図々しいと思われる方もいますが
そんな事はまったくありません。
もちろん無料で空気圧がチェックできるので後ろめたい気もあると思いますが
全然気にしなくてもいいのでどんどん使ってください。
ただし、空気圧をチェックするとき店員さんが
タイヤの交換などの営業トークをしに声をかけてくることもあると思いますが・・・
空気圧入れないだけで5円ほど損する!?
少ない空気圧で走り続ければ
リッターあたり5円~7円余分に多く払っている計算になります。
月に1万円分くらいのガソリンを入れる人であれば、
空気圧のチェックをしないだけで、
年間で6000円分損して走っている事になります。
お金だけならまだしも、タイヤにも負担がかかるのでタイヤも痛みます。
それほど、空気圧チェックは大事な作業です。
タイヤの空気圧チェックの頻度はどれくらい?
タイヤの空気圧ってどれくらいの頻度でチェックすればいいのか?
それは車を使う頻度や運転の仕方によりますが、1カ月に1回はみておいたほうがいいでしょう。
なぜなら、どんな車でも
30日以内に約5%~10%程度の空気が漏れるからなんです。
1カ月に1回以上チェックしたほうがよさそうな方
・週に3回以上の運転
・重たい荷物や大人数での移動が多い
・運転が荒い自分で思う人
・知っておきたい空気圧のマメ知識
1、空気圧チェックは、タイヤが冷えている時がべスト
長時間走った後はタイヤ暖まり熱膨張で空気圧も高くなって
正確な空気圧の数値がでませんので注意!
2、空気圧は指定の数値を下回らず、上限10%に抑える
高速道路に乗る際には多少、空気圧を高めに設定してあげる事は知っていると思いますが
10%を超える空気圧はかえってタイヤに負担がかかります。
また、適正数値を少しでも下回る事もタイヤに負担がかかります。
さいごに
この記事を見てもどうしても自分でできない時は、店員さんに聞いてみましょう。と言いたいところですが
セルフスタンドで空気圧のチェックって店員さんに頼んでいいの?って思いますよね。
そんな疑問をお持ちの方はこちらの記事を見て下さい。